新型コロナウイルスワクチンの副反応について

ワクチン接種後の副反応に市販の解熱鎮痛剤は使えるの？

新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中で気になるのが接種後の副反応です。
ワクチン接種後、特に2回目以降の接種後は多くの人に発熱、頭痛、倦怠感などの全身性副反応が起こります。これはワクチンに対する免疫反応のひとつで、数日で軽快します。

発熱や痛みを和らげるため市販の解熱鎮痛剤の服用を考える方も多いと思います。
結論からお伝えすると基本的には問題ありません。
ただし持病などで別の薬を服用している方や薬にアレルギーがある方は、かかりつけ医や薬剤師に確認が必要です。

解熱鎮痛剤の選び方

厚生労働省はワクチン接種後の副反応に対して市販の解熱鎮痛剤（アセトアミノフェン、非ステロイド性抗炎症薬）は使用して問題ないとしています。

普段から飲み慣れている鎮痛剤がある方は同じものを服用し、そうでない方には胃への負担が少ないアセトアミノフェンがおすすめです。

妊娠中にワクチンを接種した場合

妊婦さんの場合、非ステロイド性抗炎症薬（イブプロフェン、ロキソプロフェン等）の妊娠後期の使用は胎児に影響が出る可能性があるため避けるべきと考えられてます。

そのため妊娠中、最も安全に使用できるとされているアセトアミノフェンが推奨されています。

子どもが発熱したら

お子さんの場合にも発熱の程度に応じて解熱薬を使用することができます。
程度が軽い場合は冷却などで様子をみていただくことで構いませんが、安全に使用できる解熱薬としてアセトアミノフェンがあげられます。
また、発熱時は普段よりも早く体から水分が失われていきます。
脱水症状を起こさないように、こまめ水分補給をすることが大切です。

マロニエ.comで販売している解熱鎮痛剤